喜び上手は幸せ上手:「美味しい〜!」という言葉の力

2017年8月8日(火)



2年くらい前までは、ほぼ毎週日曜日は、誰か彼かを呼んで、お料理していたけれど、年令のせいでしょうか(笑)、夫婦ともども日曜日はゆっくりしたいと思うことが多くなり。。。

そんな今日この頃、こないだの日曜日は、本当に久しぶりにたくさんお客様を迎えてのホームパーティでした。


やっぱり、大勢でワイワイするのは楽しいなぁ〜。と、心から思いました。
大好きな仲間たちと一緒にお料理しながら、飲みながら、食べながら。
たくさん笑って、たくさん喋って、遅い時間には無礼講で。
気心知れてるから、それでも笑顔の絶えない時間は至福です。


そして何より、今回改めて思ったのは、「美味しい〜!」という言葉の力。


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皆様、ふだん、お料理してくれる人、母親や奥様に声をかけてらっしゃいますか?

ホームパーティに呼ばれたとき、ホストに直接感謝の言葉をかけていらっしゃいますか?

レストランや、食堂でも同じです。最後に「美味しかった〜!、ごちそうさま〜。」と声をかけてらっしゃいますか?

もうすぐお盆。
実家に帰ったら、親や、実家のお嫁さんに、ねぎらいの言葉、喜びの言葉をかけてらっしゃいますか?



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我が家のパーティは、ホストもゲストもなく、皆に手伝ってもらって一緒に料理しますが、それでも一応、私はメニューを考えたり、料理の手順を決めたり、盛り付けたり、いろいろ仕事は多いです。

料理しながら、私も飲むし、つまむけれど、人数が多くなれば多くなるほど、キッチンで料理してる時間は長くなります。

私は料理するのが好きだし、キッチンにいるのが楽しいから、それでいいんですけど。


食べてる人がデミさん、これ美味しい〜〜!」「これ、最高〜!とキッチンに声をかけてくれれば、それだけで本当に簡単にご機嫌になるし、疲れはふっとび、もっと喜んでもらいたい!もっと褒めてもらいたい!ってモードになります。

人って、本当に単純です。
その場で、「美味しい!」「すごい!」「きれい!」「美味しそう!」「ありがとう!」と、本当に嬉しそうな顔して声をかけてもらえれば、報われるんです。


もちろん、翌日のありがとうメールも嬉しいです。

でも、その場で本当に喜んでくれて、「美味しい!」「ありがとう!」って言ってもらうのが、一番嬉しいのです。
それだけでいいんです。

一生懸命つくったのに、おしゃべりに夢中で、お料理のことを一言も言ってもらえないと、本当にがっかりします。

何も言わないことが問題ない証拠かもしれませんが、誰だって、いつだって褒めてもらいたいんです。


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いろんなお客様がいらっしゃいます。

当然、「美味しい!」ってその場で言ってくれるお客様のほうが、私にとってはいいお客様です。

黙って食べて、自分の話ばかりして、そのまま帰っていく人より、印象がいいに決まってます。

たとえ、高価な手土産を持ってきてくれても、翌日丁寧なお礼のメールをいただいても、それより何より一番嬉しいのは、その場で本当に喜んでくれる人です。

もちろん、お世辞なら言う必要ありません。
だけど、褒めれるところを見つけて褒めてくれて、本気で感激してくれると、それだけでご機嫌になるのが人情です。


そういう人を、私は「喜び上手」と呼んでいます。
喜び上手な人を見ると、「あぁ、こういう人って、皆に愛されるよね〜。」と思います。
そして、もっともっと、何かしてあげたくなるのです。


喜び上手は幸せ上手。
素直に喜んで、それを素直に表現できる人は、周りを幸せにしてくれます。
それは必ず本人に返っていくのです。

皆様、ぜひぜひ、喜び上手になってくださいね〜。





<蛇足:お料理する側の人へ>


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実は、結婚したばかりの頃、当時は独身の男の子たちが毎日我が家に食べに来て、私は相撲部屋の女将さん状態でした。

盆や正月には、狭い部屋にぎゅんぎゅんになるくらいの人がやってきて、私は狭いキッチンで皆に背中を向けてずっと料理して、なんで私がこんな田舎の長男の嫁みたいなことしなきゃいけないの?!と思ってました。

それが。
ジェイミー・オリバー(私の先生です)の「裸のシェフ」という料理番組を見て、私の料理への姿勢は一変しました。

前にも書きましたが、
ジェイミー先生の、とにかく料理を楽しんでる姿を見て、私もとことん楽しむことにしよう!と決めたのです。

文句言いながら料理しても、楽しんで料理しても、どっちみち、ひっきりなしに人は来るし、料理しなきゃいけない状況は変わらないんだから。

ジェイミー先生は、べたべたの手でそこらじゅうを触り、まな板や鍋やフライパンを可能な限り洗わずに使いまわし、とにかく豪快でお茶目で、そういう姿を見ていると、「それでいいんだ〜!」と、とっても気楽になれたのです。

楽しむ!と自分で決めたら、「なんで私が?!」という気持ちがなくなりました。
どうせお料理しなきゃいけない状況の皆様は、ぜひぜひ、自分が楽しむ!と心に決めて、お料理してくださいね。


そして料理が嫌いな皆様は(そういう人がこのブログを読んでるとは思えないけど)、料理しない!と決めるのもありかと思います。
外食したり、取り寄せしたり、今はいろいろありますからね。

そんなこと、できるわけない!と思っている方、もしかして、そう思ってるのは自分だけだったりするかもしれません。
そうでなくても、人にどう思われてもいい!と覚悟すれば、意外と簡単にできてしまうかもしれませんよ。

どうせ食べるなら、とにかく楽しむことを一番に考えてみてはいかがでしょうか?


もうすぐお盆。
家族が集まる季節、ストレスためずに、楽しく過ごしてくださいね〜。



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日本語を考えたら見えてきた、「日本の心」とは?

2016年4月27日(水)



久しぶりに『Spotlight』に記事を書いてみました。

よろしければ、読んでみてくださいませ↓。


日本語を考えたら見えてきた、本当の「大和魂」。自他を分けない「一つである心」。



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今月の雑誌『Disvcover Japan』の特集が『日本語』。興味ひかれて読んでみたんだけど、想像してた内容とちょっと違って。。。

それで、前から頭の中にあったことを、自分なりにまとめてみました。

タイトルがなんか右翼っぽいけど、そんなことないです。と思います。ただ、最近、日本について考えることが多いのです。









あれから5年。

2016年3月10日(木)


 2011年3月11日、未曾有の大震災から明日で5年。

 私自身、あの日から、自分の中で価値観や人生観が大きく変わったと感じています。


 5年前、ブログに書いたものを読み直してみて、当時の気持ちを思い出すことができました。

 長いですけれど、もしお時間あったら、最後まで読んでみてくださいませ。




.........................(引用はじめ)元リンク<http://demidiary.exblog.jp/14514073/>


大震災のあと思うこと(つづき)2

2011年3月29日(火)

 大震災から2週間以上経ち、状況は未だに悪くなるばかり、毎日毎日これでもかと重いニュースが届きます。

 それでも、私は毎日ツイッターでできる限りの情報に目を通すようにしています。ニュースサイト、専門家のコメント、中近東の状況、有識者のブログ、一般の人たちが綴るブログなどなど。昨日は、被災地である岩手県陸前高田に行ってきた看護士さんのブログを読んで、涙が止まりませんでした。彼女の体験が教えてくれることは本当に多くて、そのブログを紹介してくれたツイートに向かい、リツイートしようかと思いながら、しばし逡巡して、結局やめました。その看護士さんはリーダーナースから「現場では絶対に泣かないこと。あなたたちが泣きたい気持ちなんかより現地の方々はどんなに泣きたいか。こんなに裕福な東京医療チームの涙なんて現地の人には迷惑や嫌味だから』と言われたそうです。まして、暖かい部屋でコーヒーを飲みながらコンピュータの画面に向かって泣いてる自分が、どれだけ甘ちゃんかと思ったら。同じ立場で私が同じことをできるかと自分に問うたら、絶対に無理だから。彼女のおかげで色んなことを考えることはできたけれど、私は彼女の体験を読んだ一人の人なだけだから。リツイートボタンは押せませんでした。

 その後、テレビを見たら、埼玉の自治体が販売した住宅街が液状化を起こして家が傾き、住民達が自治体を相手に責任を問いつめ訴えている映像が流れていました。どうしようもない違和感がありました。埼玉の液状化も、津波に流された東北の被災地も、原因は同じ地震。一方で家族を失い家を失い仕事を失った被災者がいて、「頑張れ東北」と日本中が一つになってるはずなのに、液状化で家が傾いて、やれ責任だやれ補償だと目を吊り上げてる人たちがいる。同じ村にいたら、「私たちはこれで済んでよかった」と思うかもしれないのに。もちろん、私だって、自分のことだったらと考えれば、何とかしてくれと言いたくなると思う。ローンを組んで買ったばかりの夢のマイホームが、砂の上に建てられていて傾いてしまったら、冷静ではいられないと思う。だけど、いくら政府に補償してくれといっても、これから政府はものすごい予算を復興に当てないといけない。それは無尽蔵じゃないから、どこかで線を引くことになる。岩手も宮城も茨城も埼玉も被災地であることは間違いなくて、でもどこまで国が補償するかという、この線引きは、少し落ち着いた時期に、いろんな争いの芽になるのだろうかと、埼玉の人たちを見ていて思いました。


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 「砂上の楼閣」という言葉が頭に浮かびました。
 おおげさに言えば、自分の物といって所有している土地なんて、人間が勝手にルールをつくって決めてるだけのことで、もともと人間の所有している土地なんてないんじゃないかと。地球にしてみれば、猿も熊も人間も同じじゃないかと。土地を売買している人間の営みなんて、地球にあざ笑われている気がしてきました。

 今思うと、「地球にやさしく」というフレーズのなんと陳腐なことか。私たち人間が地球にしてあげることがあるなんて、驕りとしか言いようがありません。本当のエコ、本当に地球にやさしくするというのは、地球に対して謙虚でいることでしかないんですね。人は自然に「生かされている」。もっと早くからそれをわかってる人たちはたくさんいたのでしょうが、私は愚かだから、ようやくわかりました。

 日本では、もともと八百万の神を信じ、森羅万象に神が宿ると考えてきました。桜を咲かせ紅葉で山を美しく染め、水で田畑を潤わせ、私たちに恩恵をもたらす、その同じ自然が、噴火や台風や地震や津波で命と暮らしを奪う。人は自然に「生かされている」。古代の人が自然を畏れ敬ってきたからこその考え方。その日本に、今回のような災害が起きたのは偶然ではなく必然。歴史の繰り返しのうちの一つに過ぎないのだと、千年に一度の災害に居合わせて実感します。地球は生きてる星で、星として活動してて、人間はこの星の上に生きてる動物の一種に過ぎなくて、火山や地殻の活動を人がコントロールすることなんてできないという、あたりまえのことを思い知りました。忘れていた日本人ならではの自然観を取り戻す機会なのかもしれません。



 同時に、「持つ人の弱さ、持たない人の強さ。気持ち次第。」という宋文洲氏のツイート(震災前)を思い出しました。持っていると、失ったものに呆然としてしまいます。持っていなければ、いつでもゼロから始められます。

 今回の大震災で、私の今までの価値観そのものが相当に揺さぶられています。阪神神戸大震災のときには、少し違っていました。それは、私が独身だったからかもしれません。お勤めをして会社からお給料をもらってる立場だったからかもしれません。あるいは、ただ年齢のせいかもしれません。

 今回のことで、私は、被災した方の悲しみをあえて言葉にしないことにしてきました。ビートたけし氏が「2万人が死んだ一つの事件」ではなく「1人が死んだ事件が2万件あった」と書いていました。本当にその通りで、悲しみの一つひとつは、とても特別でとても個人的なもの。当事者でない私は、沈黙を持って寄り添うしかありません。
 では、寄り添うというのはどういうことか。それは、日本中で皆が考えていること、自分は何ができるかということ。それを、私も毎日考えています。

 今の私は自分の暮らしだけで必死です。自分の名前で自分の責任でいろんな物を背負って、正直に言って余裕なんてありません。私にできることは救援活動に役立つお金を送ることだけとわかってはいるけれど、たくさんの寄付なんてできません。

 被災した人たちの中にも、被災前に今の私と同じ状況だった人はたくさんいたはずだと思うと、胸が張り裂けそうになります。それが、私だったかもしれないのです。テレビに映る被災地の人たちの中に、たくさんの私がいます。あの人が私だったかもしれない。あの人がBOSSだったかもしれない、あの人が母親だったかもしれない、あの犬がBOZZだったかもしれないと思って、テレビを見ています。

 自分のことではないけれど、自分のことのように思うこと。いつも思うこと。忘れないこと。今の私には、それが寄り添う気持ちです。幸い、私はタフなようで、今のところ精神的にも肉体的にも参ってはいません。目を逸らさず、現実と向かい合っていきたいと思います。

 今回のことで、私は誰も責めないことにしました。もちろん、政府や電力会社や専門家が改善すべきことはあるのだと思います。いろんな人の意見を知りたいとは思います。でも、それに対して私が声を荒げて責めることには何の意味もありません。しかるべき人がしかるべきアドバイスをするしかないのだから。
 巷で言われる「買い占め」も、スーパーの棚が空なのは、被災地優先に物資が贈られているからだと考えるようにしました。たくさん買っている人は、今から被災地に送るためだと思うようにしました。誰かに怒りを向けるより、ずっと気持ちが楽です。


 もうひとつ、心に刻んだ言葉は、内田樹氏が養老孟司氏と話しているとき養老氏が語ったという「今、我々の目の前に繰り広げられていることは、問題ではなく答えだ。」(ツイッターで読んだ記憶なので正確ではないかもしれないけど大意は合ってると思います)という言葉。この言葉は、原子力発電についてどう考えていいかわからなかった私に、道筋を見せてくれました。

 とにかく、本当に、毎日毎日、いろんなことを考えます。

 もし自分に同じことが起きたら、「こんなことになるなら、ああしておけばよかった」と思うことがあるとしたら、何だろう。既に人生折り返している私たち夫婦にとって、これから先、何が一番大事なことだろう。と、自分に日々問いかけています。


 何よりも、一つでも多く、一秒でも早く、必要な物が必要な人に届きますように。日本中、世界中の気持ちが届き、傷ついた人の励ましになりますように。

.........................(引用おわり)



 私があの震災から学んだことは、

1 人は自然には勝てない。人は自然に生かされている、という謙虚さを忘れないこと。
 
2 科学を過信することの危なさ。 

 この2つでした。


 あれから5年。

 震災後すぐに浮上した巨大防潮堤をつくる計画がいまだ進行していることに、私は心を痛めています。
 関連記事→巨大防潮堤、何守る? 地元離れる住民たち 宮城・雄勝

 自然は敵ではありません。戦いを挑むのではなく、共に生きていくものです。今まで海の恩恵とともに生きてきたのに、その海を敵扱いにして、醜い人工建造物で分断してしまうなんて、美しい水平線を望む眺めをなくしてしまうなんて、誰が考えるのでしょうか。地元の人が望みもしないものを、行政と企業の欲で強制執行していいのでしょうか。
 日本は、更に愚かさを重ねるのでしょうか。

 私たち日本人の集合意識が、自然と共に生きることを選んでほしい、それが現実を変えてほしいと切望します。


 心を一つにすること。それが、本当の大和心(大和魂)なのだと思います。

 常に、心で寄り添い、祈り続けたいと思います。


 私たちの気持ちが届き、今なお傷ついている人たちの励ましになりますように。

 そして、私たちが「自然に生かされている」ことに感謝し、自然とともに生きていくことができますように。


 長い文章を最後までおつきあいくださり、ありがとうございます。

 今日も良い一日を!



地球歴;時間を空間あるいは地図としてとらえるカレンダー

2016年2月20日(土)



 ナディアパークで行われた「地球歴」考案者;杉山開智氏のトークイベントに行ってきました。


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↑会場で、2016年度の暦を買いました。こんなに立派な大事そうな装丁が。
 考案者の思い入れ、愛情を感じます。



 その中に書いてあった文章を引用してみますね。太字、赤線は私が付けたものです。

..........<引用はじめ>..........

新しい時代の羅針盤

  太陽系時空間地図 地球歴

地球歴は、太陽を中心にして、地球の一年を見ることができる暦です。

 。。。。。(中略)。。。。。

人の思想は違っても、天地の動きは同じであり、みなが同じ一日を生きています。私たちは限りある命を時間という法則性のようなものと一緒に暮らしていますが、まずは地球の動きに沿うことが、生きものにとって自然なあり方ではないかと思います。

 。。。。。(後略)。。。。。


..........<引用おわり>..........



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↑さっそく、我が家のトイレの壁に貼った地球歴。だいぶボケてますね、すいません。



 これは、北極星から見た太陽系の惑星の公転軌跡を描いた図です。円の中心点が太陽。地球は内側から3番目の円を、自転しながら、1年かけて公転しています。

 だから、1年365日を360度の円周に配置してあるのです。

 地球が太陽の周りのどこにいるか、その場所が「今日」になる訳です。

 仕組みはとてもシンプルです。
 

 でも、この地図を眺めていると、すごく想像力が膨らみます。


 地球は、なんと秒速463メートル(これは赤道での速度なので日本では約200m)で自転し、秒速30キロで公転しているそうです。私たちは、地球というものすごく速い乗り物に乗って、宇宙空間を移動しているのです。


 ってことは、時間を過ごすことは、宇宙を旅していることなのです!


 「今」は「現在地」、「未来」のある日を特定すればその「予定日」は「目的地」

 現在地から目的地へ移動する。その距離が時間


 このシンプルな暦で、時間を空間として捉えることができるのです。だから「地球歴は地図」なのです!

 この転換、実はすごいと思いませんか?



(って書いてから思ったんですけど、実は、もともと、暦とはそういうもので、古代の人は皆そんなこと知っていたのかもしれません。現代人が、カレンダーをただの数字の羅列にしてしまった時点で、人間は、地球の動きを体で感じることをやめてしまったのかもしれません。だとしたら、「転換」ではなくて「回帰」ですね。)



 この地図は、太陽と地球の距離を、正確に1兆分の一の縮図にしたものだそうです。10の12乗分の一、この地図の、地球と太陽の距離を1兆倍すれば、実際の太陽に届くのです。すごいなぁ。


 そして、この地図には、月の動きも美しい曲線になって、地球を回っているので、満月や新月も一目瞭然、さらに、太陽系すべての惑星の軌跡も確かめられるので、惑星の合と衡もすぐにわかります。


 毎日ピンを動かす楽しみもあります。そうはいっても、太陽から遠ざかるほどに公転周期は長くなって、土星29年、天王星84年、海王星165年なんてことになると、ほとんどピンは動きませんが。そういうのも、またおもしろいですよね〜。


 地球歴では、元旦が春分なので、このカレンダーを正確に使えるのは、まだ1ヶ月先です。

※なぜ春分が元日なのかというと、地球のすべての場所で、真東から太陽が昇るからだそうです。それって、なんかスゴイけど、でも、どういうこと?!と、頭の中で、地球儀を回してみましたよ。


 皆様もすぐにわかると思いますが、4分割した点がそれぞれ、春分、夏至、秋分、冬至です。古代文明の遺跡が、例外なくこの4つの時を特別に扱っていることからもわかるように、この二至二分を捉えること、太陽の軌跡を捉えること、それが文明の原点だそうですよ。

 さらにその間を2分割したそれぞれが、立春、立夏、立秋、立冬です。

 こうやって、季節を、幾何学的に円周上で捉えると、とてもわかりやすいですね。



 そうそう、杉山氏は「時間は角度」だとも言っていました。

 今日(現在地)から予定日(目的地)まで、あと何日と数えなくても、地球歴ではおおよその角度で捉えることができます。「あと30度」とか、「あと45度」とかね。

 これは決して目新しいことでもなくて、「目が立つ」「合いを知る」「丁いい」なんて言葉があるように、もともと時間と「度」には深い関わりがあるのだそうです。


 なるほどねぇ。


 とにかく、眺めているだけで楽しいです。


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 太陽系の惑星だけでも、二度と全く同じ配置になることはないのだそうです。

 今日という場所は、唯一無二の地点。同じ地球にいる私たちは、みんな、地球という同じ船に乗り合わせている訳で、今この瞬間、宇宙という広大な空間の同じ一点に居るのです。
 「今夜、貴方と私は同じ月を見ている」っていうのもロマンティックだけれど、もっと壮大なスケールでロマンティックですね〜。


 地球は我々の大事な乗り物。今まで人が散々ひどいことして、傷だらけでも、ちゃんと、狂うことなく、壊れることなく、太陽の周りをきっちり一年で一周してくれてるんです。
 ありがたいですね〜。ほんと、ありがとうございます。


 ず〜っと家から一歩も出ないとしても、私たち、地球という乗り物で、常に宇宙旅行をしてるんですから。
 毎日変わる空の景色、太陽や月や星の眺め、雲だってそうですね、雨も雪も、ぜ〜んぶ、地球号の車窓から見える景色です。

 これで、「どこにも行けなくて、つまんない〜!」なんて言わずに済みますね。(済むかなぁ。済まないよねぇ(笑)。)もちろん、地球上を移動するのも、我々地球人の特権ですから、どんどん旅もいたしましょ。


 さぁ、皆様、今日も良い旅を!






月から想いを巡らす、色と現実と無常など。

2015年10月22日(木)


 9月からずっと、夜空を眺めていたので、月や星のことをいろいろ調べていたら、「NASAは月をモノクロ加工している云々」という記事が目に入りました。月面着陸時の映像など、あまりに、わざとらしいグレーだというのです。

 ま、月の場合、肉眼や望遠鏡である程度確認できるんだし、そういうのは、よくある、何でも陰謀にしたがる人の話だとは思いますけど、ちょっと考えてしまいました。

 もし、グレーでなかったら、何色なんだろう?と。


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 古いモノクロ映画を見るとき、私はよく、登場人物のドレスの色、舞台になっている部屋の家具や調度品の色を想像してみます。これ、私にとっては、意外と難しくて、おもしろいんです。空や森や花は、もちろん、頭の中ですぐに色を付けられるんだけど、特に海外映画の部屋の色というのは、難しい。ときどき、カラー化されたものを見たりすると、えっ、こんな色だったの?!と驚くこともたびたび。文化や色彩感覚の違いなのでしょうか、はたまた想像力の乏しさでしょうか。塗り絵でもして、色のイメージを膨らまさないといけないかもしれません。

 で、上の写真が「月」というお題の塗り絵だったら、何色に塗ろうかなぁ。と考えてしまった訳です。

 レッドムーンやブルームーンのように、素直に、全体にほんのり色がついているのかもしれません。あるいは、地球の双子のように青いのもおもしろいかも。ゴールドに輝いているのも、いいですねぇ。実際、月の表面のレゴリスという物質は発光現象でキラキラしているそうですよ。

 はて、皆様なら、月を何色に塗りますか?



 そんなことを考えていたら、またまた、想いが飛んで、昔、たぶん中学生の頃に聞いた話を思い出しました。誰かに聞いたのか、本で読んだのかも思い出せませんが、

「あなたが赤だと思っている赤が、人が思っている赤と同じ色だと、なぜ断言できるのか。同じ色を同じ「赤」だと呼んでいても、その色が同じ色とは限らないのではないか。」という話。


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 哲学の本にはまっていた当時の私は、考え込んでしまいました。それが哲学の話なのか、生物学の話なのかはわかりませんが。。。

 で、結局、それは証明できない。視覚は主観なのだという結論になりました。(本当のところはどうなんでしょうかねぇ? 現代科学では何か証明できるのかもしれませんけど。)

 そして、視覚だけでなく、聴いている音も、嗅いでいる香りも、食べている味も、共通のことばで表現できたとしても、やはり同じように、五感は主観なのだと思ったのを覚えています。

 我々の目の前にある現実は、なんてもろい共通認識しか持たないのか、と愕然としました。そして、切なくはかないものに惹かれたのものであります。


   世のなかは空しきものとあらむとぞ この照る月は満ち欠けしける



 今でも、絶対的な「共通認識」はないのだろうと思いますが、だからといって、はかなくて切ないだけではないと感じるようになりました。

 こんなふうに考えてみたりします。

 目の前にある現実は、もともとモノクロなのかもしれません。私たちが、それぞれ勝手に色をつけて自分だけの世界を創りだしているのかもしれません。

 塗り絵を好きな色で塗るように、現実を自由に創作しているのだとしたら、世の中も、現実も、感覚も、拠りどころなく、はかなくはあるけれど、しかし実に楽しいシステムだと、最近は思うようになったのです。




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↑上の写真2枚は、10月9日の夜明け前、東の空に現れた月と金星。まさに「ランデブー」という言葉がぴったり、まるで絵本のような、見ているだけで幸せな空の眺めでありました。


 宇宙は、美しいものを見せてくれますね。

 そして、この日、たくさんの人が同じ月と金星を眺めていたというのも、それはそれで愛おしい現実なのです。



 今日も、良い一日を!










プロフィール

demi

Author:demi
いらっしゃいませ。デミと申します。
家事全般苦手なダメ主婦ですが、食べることと飲むことが生き甲斐なので、料理だけは好き。海外料理番組オタクとして、休日は、ワイン片手に、簡単!きれい!美味しい!料理づくりに励んでおります。
メニューの記録を残しておきたいと始めたブログですが、料理以外にも、徒然に思うことなど書いています。
よろしくお付き合いくださいませ。

2014年5月より「皆でつくって皆で食べる!」ホームパーティスタイルの料理倶楽部『デミーズキッチン』(略して「デミキチ」)主宰。

Pinterest https://www.pinterest.com/demicaballero/
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