地球歴;時間を空間あるいは地図としてとらえるカレンダー

2016年2月20日(土)



 ナディアパークで行われた「地球歴」考案者;杉山開智氏のトークイベントに行ってきました。


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↑会場で、2016年度の暦を買いました。こんなに立派な大事そうな装丁が。
 考案者の思い入れ、愛情を感じます。



 その中に書いてあった文章を引用してみますね。太字、赤線は私が付けたものです。

..........<引用はじめ>..........

新しい時代の羅針盤

  太陽系時空間地図 地球歴

地球歴は、太陽を中心にして、地球の一年を見ることができる暦です。

 。。。。。(中略)。。。。。

人の思想は違っても、天地の動きは同じであり、みなが同じ一日を生きています。私たちは限りある命を時間という法則性のようなものと一緒に暮らしていますが、まずは地球の動きに沿うことが、生きものにとって自然なあり方ではないかと思います。

 。。。。。(後略)。。。。。


..........<引用おわり>..........



IMG_3256.jpg

↑さっそく、我が家のトイレの壁に貼った地球歴。だいぶボケてますね、すいません。



 これは、北極星から見た太陽系の惑星の公転軌跡を描いた図です。円の中心点が太陽。地球は内側から3番目の円を、自転しながら、1年かけて公転しています。

 だから、1年365日を360度の円周に配置してあるのです。

 地球が太陽の周りのどこにいるか、その場所が「今日」になる訳です。

 仕組みはとてもシンプルです。
 

 でも、この地図を眺めていると、すごく想像力が膨らみます。


 地球は、なんと秒速463メートル(これは赤道での速度なので日本では約200m)で自転し、秒速30キロで公転しているそうです。私たちは、地球というものすごく速い乗り物に乗って、宇宙空間を移動しているのです。


 ってことは、時間を過ごすことは、宇宙を旅していることなのです!


 「今」は「現在地」、「未来」のある日を特定すればその「予定日」は「目的地」

 現在地から目的地へ移動する。その距離が時間


 このシンプルな暦で、時間を空間として捉えることができるのです。だから「地球歴は地図」なのです!

 この転換、実はすごいと思いませんか?



(って書いてから思ったんですけど、実は、もともと、暦とはそういうもので、古代の人は皆そんなこと知っていたのかもしれません。現代人が、カレンダーをただの数字の羅列にしてしまった時点で、人間は、地球の動きを体で感じることをやめてしまったのかもしれません。だとしたら、「転換」ではなくて「回帰」ですね。)



 この地図は、太陽と地球の距離を、正確に1兆分の一の縮図にしたものだそうです。10の12乗分の一、この地図の、地球と太陽の距離を1兆倍すれば、実際の太陽に届くのです。すごいなぁ。


 そして、この地図には、月の動きも美しい曲線になって、地球を回っているので、満月や新月も一目瞭然、さらに、太陽系すべての惑星の軌跡も確かめられるので、惑星の合と衡もすぐにわかります。


 毎日ピンを動かす楽しみもあります。そうはいっても、太陽から遠ざかるほどに公転周期は長くなって、土星29年、天王星84年、海王星165年なんてことになると、ほとんどピンは動きませんが。そういうのも、またおもしろいですよね〜。


 地球歴では、元旦が春分なので、このカレンダーを正確に使えるのは、まだ1ヶ月先です。

※なぜ春分が元日なのかというと、地球のすべての場所で、真東から太陽が昇るからだそうです。それって、なんかスゴイけど、でも、どういうこと?!と、頭の中で、地球儀を回してみましたよ。


 皆様もすぐにわかると思いますが、4分割した点がそれぞれ、春分、夏至、秋分、冬至です。古代文明の遺跡が、例外なくこの4つの時を特別に扱っていることからもわかるように、この二至二分を捉えること、太陽の軌跡を捉えること、それが文明の原点だそうですよ。

 さらにその間を2分割したそれぞれが、立春、立夏、立秋、立冬です。

 こうやって、季節を、幾何学的に円周上で捉えると、とてもわかりやすいですね。



 そうそう、杉山氏は「時間は角度」だとも言っていました。

 今日(現在地)から予定日(目的地)まで、あと何日と数えなくても、地球歴ではおおよその角度で捉えることができます。「あと30度」とか、「あと45度」とかね。

 これは決して目新しいことでもなくて、「目が立つ」「合いを知る」「丁いい」なんて言葉があるように、もともと時間と「度」には深い関わりがあるのだそうです。


 なるほどねぇ。


 とにかく、眺めているだけで楽しいです。


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 太陽系の惑星だけでも、二度と全く同じ配置になることはないのだそうです。

 今日という場所は、唯一無二の地点。同じ地球にいる私たちは、みんな、地球という同じ船に乗り合わせている訳で、今この瞬間、宇宙という広大な空間の同じ一点に居るのです。
 「今夜、貴方と私は同じ月を見ている」っていうのもロマンティックだけれど、もっと壮大なスケールでロマンティックですね〜。


 地球は我々の大事な乗り物。今まで人が散々ひどいことして、傷だらけでも、ちゃんと、狂うことなく、壊れることなく、太陽の周りをきっちり一年で一周してくれてるんです。
 ありがたいですね〜。ほんと、ありがとうございます。


 ず〜っと家から一歩も出ないとしても、私たち、地球という乗り物で、常に宇宙旅行をしてるんですから。
 毎日変わる空の景色、太陽や月や星の眺め、雲だってそうですね、雨も雪も、ぜ〜んぶ、地球号の車窓から見える景色です。

 これで、「どこにも行けなくて、つまんない〜!」なんて言わずに済みますね。(済むかなぁ。済まないよねぇ(笑)。)もちろん、地球上を移動するのも、我々地球人の特権ですから、どんどん旅もいたしましょ。


 さぁ、皆様、今日も良い旅を!






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Author:demi
いらっしゃいませ。デミと申します。
家事全般苦手なダメ主婦ですが、食べることと飲むことが生き甲斐なので、料理だけは好き。海外料理番組オタクとして、休日は、ワイン片手に、簡単!きれい!美味しい!料理づくりに励んでおります。
メニューの記録を残しておきたいと始めたブログですが、料理以外にも、徒然に思うことなど書いています。
よろしくお付き合いくださいませ。

2014年5月より「皆でつくって皆で食べる!」ホームパーティスタイルの料理倶楽部『デミーズキッチン』(略して「デミキチ」)主宰。

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